エゴ

エゴの部分で相手を認知して恋愛する場合であれば、政略結婚とか、玉の輿、あるいは逆タマを狙っている可能性も高いでしょう。さらに、父親や母親との「同一化」によって後天的につくられるスーパーエゴ(超自我)の部分でする恋愛もあります。「同一化」とは、父親や母親の持っている道徳観や倫理観、宗教といったものを自分の中に取り入れることです。その場合、父親や母親との同一化によって、自分の中につくられたイメージが相手に投影されます。それが無意識のうちに働いて、たとえばマドンナ(聖母)のようなイメージの人にひかれたり、自分自分を地獄の底にひっぱりこんでいくような人に引かれる人もいるわけです。この無意識の中にあるイメージが、フロイトのいう「個人的な無意識」です。フロイトによると、男性はつねに自分の母親のイメージを持っていて、それを自分が好きになる女性に求めているといいます。また、スイスの精神科医C・G・ユングは、人間の心の奥底にはすべての人間に共通した集合無意識というのがあり、その集合無意識の部分に男性ならアニマ(女性的な部分)という共通のイメージⅡ元型があり、女性ならアニムス(男性的な部分)という元型があるといいます。そして、自分の中にあるアニマに近い女性を男性は求め、女性は自分の中のアニムスに近い男性を求めるのだというのです。恋愛感情は私たち人間の心の中の無意識の部分にあるもっとも強い本能です。会話の中からその人の性格や望みなどを見つけられれば、ここ→で出会った人は自分にとってどんな人なのか、わかりそうですね。

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